地図情報サービスで災害を見える化しよう!

栄東 お知らせ
2022.07.25


 「天災は忘れた頃にやってくる」。寺田寅彦さんの有名な警句です。しかし、今や「天災は毎年やってくる」時代と言えましょう。そして、天災に備えるには、想定される地震や洪水の状況を事前に確認し、日ごろの備えや災害時の行動を確認しておくことが大切です。

 札幌市から地震防災マップや洪水ハザードマップが配布されていますが、保管している家庭はそんなに多くないと思われます。そこで本日、パソコンやスマホで想定される災害が見える化できる「札幌市地図情報サービス」を紹介します。

 下図をご覧ください。札幌市地図情報サービスの最初の画面です。
 左側でお住まいの住所を検索できるindexがあります。右側中央付近に「防災情報(風水害)」、「防災情報(地震)」のindexがあります。
 これを使って、お住まいの付近の洪水想定や地震分布図を簡単に見ることが可能です。

 まず、「札幌市の浸水想定(洪水)」をクリックします。すると札幌市役所付近の浸水想定(下図)が表示されます。

 次に、左側の赤丸の住所を指定します。ここでは、栄東まちづくりセンター(東区北41条東14丁目)を入力します。indexを「東区」「北41条東」「14丁目」の順にクリックしてみます。下図のような地図が表示されます。同センターの周囲は、0.5mから3.0m未満の浸水が予想されることがわかります。配布される地図は小さいため自宅周辺がわかりにくいですが、このシステムだと詳細に浸水想定がわかります(下図にある浸水の凡例は、システムの冒頭にあるものを転写して分かりやすく加工しています)。


 
 さらに、防災情報(地震)から震度分布図を確認してみましょう。札幌市地図情報サービスの冒頭から「防災情報(地震)の想定震度」をクリックして、同じようにまちづくりセンターの住所を指定します。下図のとおり、まちづくりセンターでは、最大震度7の地震に想定されていることが分かります(あくまでも想定で必ず起こる予測ではありませんので念のため申し添えます)。

 今や「天災は毎年やってくる」時代です。自分の身の回りで起こる可能性のある天災を確認し、日ごろの備えや避難時の行動、場所などをあらかじめご家族と話し合っておきましょう。


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