子どもたちが「くま」や「しか」について学びました!

栄西 イベント
2022.06.22


令和4年6月17日(金)に「栄西小はんのき児童会館」において、「北海道の生き物のこと・ひぐまのこと」と題して、地域の子ども達を対象に学習会が開催されました。

最初に栄西小はんのき児童会館の山田館長から、今回の学習会の開催理由について、昨年6月に東区内にひぐまが出没し人的被害がったこと。今年も目撃情報が頻発していることなどの説明がありました。

「野生生物と社会」学会所属の大坂義臣先生(新生児童会館館長)を講師としてお招きし、まずは、クイズ形式で、北海道に生息する野生動物の紹介がありました。

栄西連合町内会の向山会長も特別に学習会に参加させていただきました。

次に「ひぐま」について、季節ごとの食べ物やフンなど生活のこと、毛皮や爪や大きさなど体のことなどの説明があり、ひぐまに会ってしまった時の対応や、会わないための工夫などの説明もありました。

絵本「しれとこきょうだいヒグマ ヌプとカナのおはなし」が朗読されました。

ちょっとしたことがきっかけで、人間の食べ物の味を覚えてしまったヒグマのヌプの悲しい最後と、ヌプの件で人間への恐怖感をさらに抱いたカナが母親クマになり、子グマに人間の恐ろしさを教える内容の物語で、子ども達は真剣に聞き入っていました。

学習会の最後には、ヒグマを含めた色々な動物の毛皮に実際に触れたり、ヒクマのふんなどのサンプルの見学が行われました。

参加した子どもたちにとって、この学習会は貴重な体験になりました。


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