栄西地区社会福祉協議会(福祉のまち推進センター運営委員会)では、新型コロナウイルスの影響により計画していた様々な活動(ふれあい昼食会、健康フェスタ等)をやむなく中止せざるを得ない状況となっています。
一方で、このような状況の中で外出を控えて地域から孤立する高齢者も少なくなく、ますます要支援者の見守り活動が非常に重要であることから、これまでも関係機関との協力のもと栄西地区として重点的に行ってきた「気づく」+「つなぐ」の支えあい活動の仕組みづくりを進めるため、平成28年度から各単位町内会の福祉協力員を中心に取り組んできた「福祉マップ」の更新を行いました。
実際の更新作業に先立って、東区社会福祉協議会から「見守り活動の重要性」、「個人情報の取り扱いのルール」、「福祉マップの更新方法」、「コロナ禍での見守り活動の進め方」などの説明がありました。
新型コロナの感染対策として、基本的な対策(マスク着用、体調確認、消毒の徹底など)のほか、密にならないよう10/12(火)~10/15(金)までの4日間の午前・午後、計8回開催することとしており、参加者の分散化を図りました。
第3地域包括支援センターの大東さん、介護予防センター栄町の加藤さん、それぞれから、見守り活動を行う際に活用できるチラシの配布・説明や、「閉じこもり」(外出が週1回未満の方)に該当する方の情報提供の依頼などがありました。
実際の福祉マップ更新の様子です。町内会ごとに作成した地図に見守りが必要な方を表示します。
東区社会福祉協議会第2層生活支援コーディネーターの熊谷さんの発案による「栄西つながりの木」も多くの葉や実を付けました。
町内会の各行事が中止となり、また外出自粛などにより、地域の方同士のふれあう機会が減少しており、少しでも地域の方同士のコミュニティを高めたいとの思いから、今回の更新作業に参加された方に協力を依頼し、任意により、ふれあいのメッセージを記入してもらいました。