毎朝午前6時30分。烈々布公園（東区北43条東14丁目）いっぱいに広がって、三密を避けながらラジオ体操が始まる。今年で40数年余続く朝の風景である。烈々布公園ラジオ体操会は、会則があるわけではない。公園を縁に緩やかな結びついた自然発生的なコミュニティ。毎年5月から10月にかけて活動中である。
「ラジオ体操は、骨や関節、筋肉をまんべんなく動かすことができる全身運動。運動による全身への刺激は体の機能を高め、体力を増進させる効果も」期待できるという。ラジオ体操を3年以上、週5日以上実践している方543名の調査では、「体内の年齢が実年齢より約20歳も若い」「若々しい血管で脳卒中や心臓病の予防」や「呼吸機能を若く保ち息切れを起こしぬくい」「骨が丈夫で健康」などの健康効果が確認されている。
自宅でもできる手軽な運動だが、運動は一人で行うよりも誰かと一緒に行う方が習慣化しやすいと言われる。身近なところでラジオ体操仲間を見つよう。
