4月20日、東老人福祉センターで栄東地区福祉のまち推進センターの役員会が開催されました。1月から3月まで毎月の役員会でフリートークや検討を重ねてきましたが、その集大成として令和3年度の事業計画・収支予算案をまとめました。これらは、5月の総会に提案・承認後、新年度事業が始まります。
昨年多くの事業を中止し、半ば福まち活動も停止状態が続いていました。このため、まず、福まち活動の基本である町内会役員・福祉協力員に対象の見守事例及び個人情報取扱の研修を開催するほか、新型コロナに対応するに感染症予防研修、新規事業として終活セミナーなどの実施を決めました。
また、見守体制整備として、地区内の各町内会の見守り体制を調査して資料にまとめて情報共有を進めること、高齢者のスキルを活かして子どもたちに日本の伝統文化(華道、茶道)を体験してもらう異世代交流会の開催、子育てサロン充実事業としてサロンをきっかけとするネットワーク、つながりの拡大を目指す施設見学会の開催などの新規事業も目白押しです。
役員会には、半年ぶりに東区の保健師さんや東区社会福祉協議会、東区第三包括支援センター及び介護予防センター栄・丘珠の関係機関も出席。ようやく新型コロナ流行前の体制に復帰することができました。新型コロナ禍での外出自粛でいかに高齢者の心と身体を健康に保つかが重要になっています。明るい超高齢社会を描くため、福まちの役割はますます大きくなっています。