■より地域に密着した機関に■
栄東地区には、東区役所の出先機関・まちづくりセンターが日の丸会館(東区北41条東14丁目)に併設されています。同センターは、戸籍・住民票などの諸証明の取次や連合町内会などの各地域住民組織に対する活動支援、地域と市役所との連絡調整などを担う公的な機関です。このほど、栄東地区子ども未来会議(代表:菊地裕嗣・栄東連合町内会長)が運営を受託し、4月1日から業務を開始します。地域団体が運営を行うことで、地区の事情に精通したより地域密着型の機関となることを目指すもので市内87センターのうち9か所がこの方式に移行しています。
■安全安心、子ども、高齢者の3本柱でまちづくり■
センターのスタッフは、現在の長谷部所長、小澤・竹重両支援員がそのまま残って同未来会議の団体職員となり、全く同じように業務を行います。札幌市の機関としての位置づけにも変更がなく、最終的な責任は札幌市が負いますので、これまでどおり、安心してご活用ください。同未来会議は、向こう10年先のまちの将来像を「安全安心で活力と魅力あふれるまち」とした「栄東地区まちづくりビジョン」を昨年5月に策定しています。受託に伴い、毎年一定額の地域交付金が助成されますので、財源を確保しつつビジョンの目標である「安全安心」、「子ども」、「高齢者」の3つの柱で事業を展開してまいります。子どもたちが夢と希望をもって生き生きと暮らせ、誰もがいつまでも住み続けたいと思えるまちとしていくため、皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。