コロナ禍にあってもいつ何時に災害が発生するかわからないことから、栄西連合町内会では新型コロナウィルスなど感染症対策を踏まえた避難所運営のポイントについての防災研修会を令和2年10月29日に開催しました。
当日は、定員100名の多目的ホールに町内会の防災担当者を中心に約20名程度に人数制限し、午前と午後の2回に分けて合計42名の方が参加しました。
冒頭、区役所地域安全担当の工藤係長から、迅速かつ適切な避難所開設の手順や運営の基本的な考え方、また避難所到着後に取るべき行動、さらに感染症対策として、①避難所の受付、②避難者の滞在スペース等の設置、③避難所の衛生管理について詳しく説明を受けました。
その後は、実際に感染症対策を想定した避難所受付の方法、また避難所の滞在スペースの確保として段ボールベッドの作成体験を行いました。
さらに、平成30年9月の北海道胆振東部地震を受けて、昨年2月に札幌市より各まちづくりセンターに整備された非常用自家発電機の試運転を兼ねた使用方法の確認を行いました。
この研修会のアンケートの結果では、約97%近くの人が大変良かった、良かったと回答し、その理由として、実際に確認できて安心感が高まった、段ボールベッドが便利と感じた、テーマが時期に沿っており説明もわかりやすかった、このような研修会は忘れないよう定期的に必要、今後は地域別の避難所運営マニュアルのようなものがあればよりいい、など様々な意見がありました。