青少年健全育成推進会は、市内の中学校区ごとに生徒の健全育成・非行化防止を地域ぐるみで進めることをねらいに組織しています。
栄東地区には栄中学校、栄南中学校、栄町中学校に3団体あり、6月27日に栄南中学校区で同会の理事会・役員会総会が開催され、平成30年度の事業・決算報告、令和元年度の事業計画・予算案や役員案を審議し、原案どおり承認されました。
その後、情報提供や意見交換が開かれました。東警察署からは、非行などは減少傾向にありますが、反面、低年齢化や粗暴犯の増加しているなどの情報提供がありました。
また、他の委員からは。SNSに絡むいじめや非行、不良行為などへの懸念が提示されました。特に、SNSは中学生だけの問題はなく、小学生にも拡大しているとの報告もありました。
今の時代、「スマホを持つなとは言えない」ですが、学校を含め、保護者の側も自由に使わせる前に、使う際のルールを決めて安全に活用する指導が求められていると言えましょう。
同推進会では、今後、広報誌発行、地域巡視や栄南小での吹奏楽部の演奏会、いじめ調査なども行い、校区内の関係団体の連携によって児童生徒の健全育成を進めていくとしています。
(写真は栄南中学校で開催された青少年健全育成推進会の様子)