栄東連合町内会衛生部(井野裕一部長)では、ごみの減量化やリサイクルの推進の重要性を住民一人ひとりに正しく理解いただくため、毎年、衛生施設の見学会を実施しています。
令和元年度は、地域住民35名が参加して5月22日に「札幌市民防災センター」「白石清掃工場」の見学を行いました。同センターは、昨年9月の北海道胆振東部地震を経験したこともあり、一人ひとりが正しい防災知識を身に着けるため、衛生施設ではありませんが、対象を広げて見学しました。地震体験コーナーでは、関東大震災級の震度7の揺れを体験し、地震の恐ろしさと防災知識の必要性を再認識しました。
また、「白石清掃工場」の見学では、皆さん工場の規模の大きさに圧倒されながら、同工場の職員のごみ処理に関する説明に、真剣な表情で耳を傾けていました。このように効率的、効果的にごみ処理できるのは、札幌市民が厳格にごみ分別をしていることが大きいと言われています。参加者の多くは、町内会でごみ関係の担当をしている方々です。こうした経験を生かして、さらに地域のごみ問題に取り組んでいただけることでしょう。